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【福津市観光ガイド】おすすめ定番スポット・グルメ・お土産特集
福岡県の北部に位置する福津市(ふくつし)は、絶景「光の道」で知られる宮地嶽神社や、広大なビーチに現れるリフレクション「かがみの海」、個性豊かな海カフェやマリンスポーツ、ノスタルジックな街並みの「津屋崎千軒」、世界遺産の「新原・奴山古墳群」など、見逃せないスポットが点在しています。
JR博多駅から快速で約25分、福岡空港から車で約40分というアクセスの良さと、美しい海岸線や歴史スポットが魅力のエリア。そんな福津市の観光に欠かせない定番スポットやグルメ、お土産情報を紹介します。
福津市ってどんなところ?
福岡市と北九州市のほぼ中間にある福津市は、2005年に旧福間町と旧津屋崎町が合併し誕生。住む人や訪れる人に「幸福」が訪れ、「津(港)」のように多くの人が集まってほしい、という願いから市名がつけられました。鹿児島本線、国道3号が市内を通るというアクセスの良さから、ベッドタウンとしても発展し、「いい部屋ネット 住み続けたい街ランキング」(福岡県版)で1位を獲得したこともあります。
何事にも打ち勝つ開運の神様として、また絶景「光の道」でも知られる宮地嶽神社、幻想的な「かがみの海」、歴史と文化を感じる津屋崎千軒など、ゆったりと1日を過ごせるまちです。
さらには、玄界灘の天然真鯛や新鮮なイカ、ブランド牡蠣の「津屋崎千軒かき」、温暖な土地柄を生かしたイチゴやトマト、カリフラワー、トルコギキョウやユーカリなどの花卉栽培も盛んで、海山の恵み豊かな土地柄でもあります。
【人口】約69,130人(2024年9月末日時点)
【面積】52.76平方km
<福津市での楽しみ方➀>何事にも打ち勝つ開運の神様・宮地嶽神社と絶景「光の道」
「何事にも打ち勝つ開運の神様」として、国内外から多くの参拝客が訪れる宮地嶽神社。毎年2月と10月に見られる奇跡の絶景「光の道」は、人気アイドルグループが登場する航空会社のCMで一躍有名になりました。海に沈む夕陽が参道を一直線に照らす神秘的な光景で、多くの人々を魅了しています。春には桜の名所としても親しまれ、5~6月には約10万本の希少な江戸菖蒲が咲き誇る「菖蒲まつり」が開催されます。
また、すべて巡ると大願成就するといわれる「奥の宮八社」では、自然の中で神聖な空気を感じながらの参拝も楽しめます。門前町では名物「松ヶ枝餅」を味わえるなど、四季折々の自然美と歴史が融合する人気の観光スポットです。
<福津市での楽しみ方②>非日常を味わうビーチエリアと幻想的な「かがみの海」
福津市の福間海岸、宮地浜、津屋崎海岸と3kmにわたって弓なりに広がる「かがみの海」は、潮が引いたときに砂浜が空を映し出す幻想的な絶景スポットです。特に夕暮れ時には、オレンジやピンクに染まる空が砂浜に映り込み、絵画のような美しい風景が広がります。ビーチ沿いには個性豊かな海カフェやプライベートサウナ、グランピング施設やBBQ施設もあり、自然とラグジュアリーが融合したアウトドア体験が可能。年間通して海に沈む美しい夕日を眺めることができるスポットとしても有名です。
福津市の定番・観光スポット
宮地嶽(みやじだけ)神社
もっと見る神功皇后(じんぐうこうごう)を主祭神とし、約1700年前に創建された宮地嶽神社。従臣の勝村・勝頼大神をあわせ「宮地嶽三柱大神」として祀り、「何事にも打ち勝つ開運の神様」として信仰されています。境内には重さ3tの大注連縄(おおしめなわ)、直径2.2mの大太鼓、重さ450kgの大鈴が奉安されており、「3つの日本一」として大切に受け継がれています。
花の名所としても知られ、四季折々の花に彩られる境内。約2,000本の桜が咲き誇る春には、10万人もの花見客で賑わいます。かがみの海
もっと見る大潮~中潮の干潮時に砂浜が空を映し出す幻想的なリフレクション。遠浅で細やかな白砂のビーチならではの絶景で、カメラ片手に訪れる人も多い人気のスポットです。撮影におすすめのタイミングは、「大潮」×「干潮」×「無風」。
かがみの海公式サイトで年間カレンダーを公開中なので、お出かけ前にぜひチェックしてみてくださいね。津屋崎千軒
もっと見る江戸時代から昭和初期にかけて塩の積出港として栄えた地域で、家屋が千軒もひしめき合うほど賑わっていたとことからその名がつきました。現在も当時の面影を感じる建物が数軒残り、国指定重要文化財の「豊村酒造」や国の有形文化財「藍の家」は必見です。毎年7月には勇壮な「津屋崎祇園山笠」も行われます。
観光拠点施設「津屋崎千軒なごみ」に立ち寄って、レンタサイクルや体験プログラムを楽しむのもおすすめ。おさんぽマップを片手に、趣ある町並みを散策してみてはいかがでしょうか。福津のビーチ
福津市観光サイト(福津ウェーブ)福津市のビーチエリアは、遠浅で白砂が美しい福間海岸、宮地浜、津屋崎海岸が広がり、心癒されるひとときを過ごせるスポットです。このエリアでは、海沿いにおしゃれな海カフェが点在し、開放感あふれるテラス席も多数。新鮮な地元食材を使った料理やスイーツを味わいながら、波音に癒される特別なひとときを満喫できます。
新原・奴山(しんばる・ぬやま)古墳群
もっと見る世界遺産「新原・奴山古墳群」は、「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の一部として登録された、貴重な歴史遺産です。5世紀から6世紀頃に築造された41基の古墳が点在し、古代の人々の営みや宗像地方の歴史を今に伝えています。かつての入り海に面し、丘陵地帯に広がる古墳群からは、玄界灘や田園風景を望むことができ、その景観も魅力の一つです。春には菜の花、秋にはコスモスが咲き誇り、古代のロマンを感じる福津市の隠れた人気スポットです。
鮮度抜群!3つの生産者直売所
福津市観光サイト(福津ウェーブ)福津市内には、地元の新鮮な食材や特産品を手に入れられる生産者直売所が3カ所あります。「あんずの里市」では、旬の野菜や花、特に名産のあんず製品が人気。「おさかなセンターうみがめ」では、玄界灘で獲れた新鮮な魚介類をはじめ、干物や加工品が豊富に揃います。「ふれあい広場ふくま」では、地元農家が丹精込めて育てた新鮮な野菜が並び、夏はスイカが特に有名です。それぞれ個性豊かな品揃えで、福津市ならではの味覚を堪能でき、観光のお土産選びにもぴったり。
福津市のイベント・お祭り
ふくつの鯛茶づけフェア(毎年5月~6月頃)
もっと見る毎年5月の天然真鯛のごち網漁解禁に合わせて行われる初夏の風物詩。フェア期間中に市内20店舗ほどの旅館や飲食店で、玄界灘で育まれた活きの良い真鯛を使った海街ならではのご当地グルメ「鯛茶漬け」が味わえます。秘伝のゴマダレやダシ汁など、各店ごとにオリジナルの調理方法で提供。「お気に入りの一膳」を探しに何軒も足を運ぶのもおすすめです。
菖蒲まつり(毎年5月下旬~6月中旬)
もっと見る宮地嶽神社の「菖蒲まつり」は、毎年5月下旬から6月中旬にかけて開催され、初夏の訪れを知らせてくれます。境内には約10万本もの希少な江戸菖蒲が咲き誇り、訪れる人々を華やかに迎えます。紫や白の花々が織りなす美しい景観は、写真スポットとしても人気。期間中はライトアップも行われ、昼間とは異なる幻想的な雰囲気を楽しめます。
津屋崎祇園山笠(毎年7月)
もっと見る漁業を中心とした「北流れ」、商業を中心とした「新町流れ」、農業を中心とした「岡流れ」の三つの流れがある津屋崎の山笠。男たちの熱い掛け声とともに、津屋崎千軒を勇壮な山笠が駆け巡る様は圧巻!観客の拍手と歓声で、町は熱気と興奮の渦に包まれます。追い山の前日には裸参りが行われ、「かき手」たちが提灯を掲げ市内を駆け抜け三社参りを行います。
光の道 夕陽のまつり(毎年10月・2月)
もっと見る年に2回だけ、2月と10月に見られる絶景「光の道」の時期に合わせて開催。期間中に毎日行われる「夕陽特別祈願」に申し込むと、神社の石段に座りながら光の道を観覧することができます。四季折々、その季節限定の御朱印がいただける宮地嶽神社。10月と2月は、「光の道特別記念御朱印」が頒布されます。
光の道開運スイーツフェア(毎年2月~3月)
もっと見る宮地嶽神社の「光の道」シーズンに合わせて開催されるスイーツフェア。奇跡の絶景「光の道」をテーマに市内のスイーツ店やカフェなどで限定メニューが提供されます。
福津市で人気のグルメ・お土産
鯛茶漬け
玄界灘で獲れた天然真鯛を使った福津のご当地グルメ。新鮮な鯛の刺身を使い、温かいご飯の上にのせて熱いダシやお茶をかけて楽しみます。「ふくつの鯛茶づけフェア」の期間中だけでなく、通年で提供しているお店も。ぜひお気に入りの一膳を見つけてください。
松ヶ枝餅(まつがえもち)
宮地嶽神社の門前町の名物。もち米とうるち米をブレンドしたパリッとした生地にしっとりとした小豆餡がたっぷり入った焼餅で、基本の白餅のほかによもぎ餅もあるのが特徴です。宮地嶽神社の神紋である「三階松」の焼印が押されています。
噛むほど甘い!新鮮なイカ
玄界灘の恵みを受けた新鮮なイカが味わえる福津市。季節ごとに甲イカ、アオリイカ、スルメイカ、ヤリイカ、モンゴウイカなど多種のイカが水揚げされています。透き通った身が特徴の福津のイカは、鮮度抜群で甘みが強く、刺身にするとそのおいしさが際立ちます。
福津めんべい
福津ご当地グルメ「鯛茶漬け」がめんべいに!福岡県内有数の漁獲高を誇る福間漁港の真鯛をふんだんに使い、鯛茶漬けの出汁と海苔の風味をきかせたおせんべいです。パリッと軽い食感がたまりません!パッケージには「光の道」がプリントされており、お土産にぴったりです。
鯛もなか
福津で水揚げされる天然真鯛の形をした、愛らしいフォルムの「菓子舗ささ舟」のもなか。香ばしい皮とあんこの相性が抜群です。中には餡がたっぷり詰まっており、黒あん、白あん、白粒あん(卵黄入り)の3種類がそろいます。将棋の竜王戦の勝負おやつにも選ばれ、地元っ子にもファンが多い人気の一品です。
豊村酒造「豊盛」
伝統の酒「豊盛(とよさかり)」は、1874年創業の老舗「豊村酒造」が手掛ける日本酒。地元福津市を中心に愛される銘酒で、伝統と品質を守り続けています。手間を惜しまず丹精を込めて醸した「大吟醸酒」、日本酒本来のおいしさが味わえる「純米酒」、一滴の水も加えずにタンクから直接瓶詰した「原酒」を、ぜひご賞味ください。
福津市で楽しめる体験メニュー
津屋崎千軒きものさんぽ
津屋崎千軒なごみ 公式サイト津屋崎千軒の「時代屋」では、着物をレンタルして街歩きを楽しめます。プロが帯や小物の合わせ方のアドバイスや、簡単な所作もレクチャーしてくれるので、初めての方でも安心です。津屋崎千軒には、思わず写真を撮りたくなるようなフォトスポットがいっぱい!レトロな町並みを着物や浴衣姿で歩いてみませんか。
津屋崎千軒甲冑さんぽ
津屋崎千軒なごみ 公式サイト甲冑(かっちゅう)を着て津屋崎千軒の街歩きを楽しめます。本格的な作りですがプラスチック製で軽く、どなたでも気軽にサムライ体験ができます。甲冑にもぴったりのフォトスポットが満載!「津屋崎千軒なごみ」館内では、甲冑の着用のみを体験できるプチ着用体験もあります。
モマ笛絵付け体験
津屋崎人形かわらばん創業以来240年という歴史と伝統を受け継ぐ「筑前津屋崎人形巧房」では、ふくろう(モマ)の形をした土笛の絵付け体験ができます。自由な発想で描けるので、子どもから大人まで楽しめますよ。自分だけのモマ笛を作ってみては?ふくろうは先を見通す力を持つといわれており、モマ笛は縁起物のお土産としても親しまれています。
プラキャップ変身大作戦
津屋崎千軒なごみ 公式サイト津屋崎にモノづくりセンターを構える「TSUYAZAKI BASE CAMP」の、ペットボトルキャップをキーホルダーやグッズに生まれ変わらせる学習型体験。動画でレクチャーを受けた後、実際に機械を使って廃プラスチックをグッズにリサイクルします。楽しみながら環境問題も学べる、貴重な体験です。
レンタサイクル「リンリン」
福津市観光サイト(福津ウェーブ)福津はコンパクトな街なので、自転車でのんびり走るのにぴったり。観光スポットをのんびり巡ったり、ご当地グルメを目指して自転車を走らせたり、気になるカフェをはしごしたり!あなただけの楽しみ方を見つけてくださいね。
これがおすすめ!福津市のふるさと納税
福津市を代表するふるさと納税返礼品をご紹介します。ぜひ返礼品選びの参考にしてください!
イチゴの王様!あまおう
「あかい」「まるい」「おおきい」「うまい」の頭文字を合わせ、「甘いイチゴの王様になれるように」との意味も込められた福岡県のブランド苺。福津市内の農家さんが愛情たっぷりに育てました。加工にもぴったりな冷凍品や、化粧箱に入った贈答用なども出品されています。
「山八(やまはち)」の餃子
福津市に本店を置く「ぎょうざの山八」の冷凍餃子シリーズ。ぷりっぷりの大きな海老を特製餡でひとつひとつ丁寧に手包みした「まるごとえび餃子」が人気です。他にも定番の山八餃子や黒豚餃子があり、セットや定期便などでも返礼品として受け取れます。
玄海灘の新鮮お刺身
イカの王様と呼ばれるアオリイカや、ねっとり濃厚な甘みが特徴の「コウイカ」、魚市場でも高く評価される「福津の天然真鯛」などを漁師から直接仕入れ、鮮度が高い状態で刺身にして瞬間冷凍。「本当に冷凍?」と思う味を、食べやすい50gの小分けパックで食卓にお届けします。
マルティグラス
色ガラスを何層にも重ね合わせて作り出すマルティグラスは、福岡県知事指定特産民工芸品にも指定された逸品。ベテラン職人の卓越した技術によって、ひとつひとつ丹念につくられる手づくりガラス工芸品です。手触りや口当たりがとても柔らかいグラスや、お正月の縁起物飾りの鏡餅、干支をかたどった置物などが出品されています。
「大鼎堂(だいていどう)」の中華まん
福津市発「大鼎堂」の国産豚をふんだんに使用した、圧倒的なボリュームのオリジナル大判肉まん。ぷりぷりの角煮が入った豚角煮まんや、上品な甘さのこしあんがぎっしり詰まったあんまん、なめらかでコクのあるカスタードが詰まったカスタードまんなどもあります。
福津市へのアクセス
■公共交通機関でのアクセス
・博多駅からJR鹿児島本線(快速)で「福間駅」まで約25分、小倉駅から約45分
・「天神中央郵便局前」バス停から西鉄バスで「福間駅」まで約60分
・福間駅から西鉄バスで「宮地嶽神社前」まで約6分
・福間駅から西鉄バスで「津屋崎千軒・なごみ前」まで約12分
■車でのアクセス(福津市役所まで)
・福岡空港から約40分
・北九州空港から約60分