【福岡市観光ガイド】おすすめ定番スポット・グルメ・お土産特集
福岡市は福岡県の県庁所在地であり、九州最大の政令指定都市です。都市と自然の魅力が詰まったコンパクトシティとしても知られており、観光地としてはもちろん、住みたい街ランキングの上位にも選ばれています。
そんな福岡市の観光に欠かせない定番スポットやグルメ、お土産情報を紹介します。
福岡市ってどんなところ?
福岡市は、古くから大陸との交流の窓口として栄えてきました。現在もアジアの玄関口として多くの国際航路や空路が発着しています。多くの企業の本社や支社・支店、IT産業やスタートアップ企業も集まり、第3次産業が約9割を占めています。ビジネス街の一面もありますが、国内外からのアクセスも良く、商業施設や飲食店、歴史的スポットもたくさん!多くの観光客が訪れる観光地です。
【人口】約1,655,750人(2024年8月1日時点)
【面積】343.47平方km
動画で福岡市の魅力を知ろう
<福岡市での楽しみ方➀>美食の宝庫!個性あふれる絶品グルメを堪能
福岡市は、「美食の宝庫」として全国的に知られるグルメ都市で、多くの観光客を魅了しています。長浜鮮魚市場に集まる新鮮な魚介類をはじめ、福岡名物としても知られる新鮮なホルモンと野菜を醤油や味噌ベースのスープで煮込んだ「もつ鍋」、じっくり煮込んだ鶏ガラスープに鶏肉や野菜を入れ、ポン酢でさっぱりといただく郷土料理の「水炊き」は人気の鍋料理。濃厚な豚骨スープと極細麺が特徴の博多ラーメンも外せません。他にも、福岡発祥の辛子明太子や焼鳥、餃子も福岡の名物といえます。専門店はもちろん、これらの料理を気軽に楽しめる個性豊かな屋台もおすすめです!多彩なグルメを通じて福岡の文化を思う存分堪能してください。
<福岡市での楽しみ方②>都市と自然、両方の魅力が詰まった街でさまざまな体験を!
九州の経済・行政の中心地であり、天神や博多エリアなどの中心部には商業施設や飲食店が集まるほか、福岡空港や博多駅、博多港など国内外との交通の要衝となるなど、充実した都市機能を有しています。一方、海と山に囲まれているため自然も満喫でき、市内からほど近い志賀島や能古島(のこのしま)では、ビーチでのんびりと過ごしたり、サイクリングやハイキングを楽しむことも。
また、歴史的なスポットも多く、福岡城跡や博多旧市街では古き良き福岡の歴史に触れることができるのも魅力の一つ。筥崎宮(はこざきぐう)や櫛田神社など1000年以上の歴史を持つ寺院や神社もあり、伝統的な行事も多く開催されています。
福岡市の定番・観光スポット
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屋台
もっと見る福岡市には約100軒の屋台があり、ラーメンや焼き鳥、餃子、おでん、天ぷらなど、定番から創作系まで多彩なメニューを味わえます。長浜や天神周辺、中洲昭和通り沿い、中洲那珂川沿いなどのエリアのほか、市内各地に点在。目の前で調理される料理のライブ感や地元の人々との触れ合いが楽しめると人気です。クレジットカードが使えない屋台も多いので、現金の用意を忘れずに!
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福岡城跡
もっと見る福岡市中央区の舞鶴公園内に位置し、かつて黒田長政によって築かれた九州最大級の城の遺構です。1601年から7年の歳月をかけて築城され、福岡藩の政治・軍事の中心として機能しました。現在は石垣や櫓、門などが残り、当時の壮大な姿をしのぶことができます。桜の名所としても知られ、毎年春になると「福岡城さくらまつり」を開催。また、梅園や牡丹・芍薬園、花菖蒲園も整備されており、四季折々に咲く花が訪れる人を楽しませてくれます。
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鴻臚館(こうろかん)跡
もっと見る福岡城跡の一角に位置する平安時代に築かれた迎賓館で、7世紀後半から11世紀までの約400年の間、中国・唐や朝鮮・新羅の外交使節をもてなすとともに、日本の外交使節である遣唐使や遣新羅使が旅支度を整えるためにも使用されました。
国内では、他に平安京(京都)、難波(大阪)の2カ所に設けられていましたが、唯一遺跡が確認されているのが、筑紫の「鴻臚館」です。鴻臚館跡は展示館として公開されており、発掘された遺物や遺構が展示されています。 -
志賀島(しかのしま)
もっと見る福岡市東区に位置する島で、玄界灘に囲まれ、本土とは砂州でつながっています。古代中国との交流を示す国宝・金印「漢委奴国王」が発見された場所としても知られています。島内には志賀海神社があり、古くから海の守り神として信仰されてきました。また、金印が発見されたとされる場所には金印公園が整備されています。海水浴場や美しい夕日が見られる景観スポットとしても人気。福岡市内からのアクセスも良く、夏には多くの観光客が訪れます。
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博多旧市街
福岡市サイト中世の日本最大の貿易港湾都市として栄えた地域「博多旧市街(オールドタウン)」には、博多の総鎮守として親しまれ、博多祇園山笠が奉納される「櫛田神社」などの歴史的な寺社や、博多織や博多人形などの伝統工芸の工房が点在。博多の文化と歴史を感じられるエリアです。昔ながらの商店街や町屋も残っており、「博多町家 ふるさと館」では、明治・大正時代の博多の暮らしや文化を学ぶこともできます。
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北崎エリア
福岡市西区に位置し、糸島半島の東側にある自然豊かな美しい海と山に囲まれたエリア。博多湾に面し、市街地から車で約30分とアクセスが良く、釣りやキャンプ、グランピングなどのアウトドアアクティビティも充実しています。また、おしゃれなカフェや北崎海岸の「ジハングン」など、SNSで有名なフォトスポットがたくさんあります。
福岡市のイベント・お祭り
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博多どんたく港まつり(毎年5月3・4日)
もっと見る博多どんたくは、1179年に始まったとされる民俗行事「博多松囃子(国重要無形民俗文化財)」が起源。「どんたく」の名称は、明治時代に一時禁止されていた「松囃子」を復活させる際に言葉を変えたことに始まり、オランダ語のZondag(休日)がその語源といわれています。1962年に市民総参加の「福岡市民の祭り」となり、200万人以上の人出でにぎわう日本有数の祭りとして知られています。
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博多祇園山笠(毎年7月1日~15日)
もっと見る1241年に始まったとされる、櫛田神社に山笠を奉納し無病息災を願う神事。国指定重要無形民俗文化財にも指定されています。祭りの期間中、博多の街には14基の「飾り山笠」が展示され、絢爛豪華な姿を楽しむことができます。また、祭りの中心となるのは、街中を駆け抜けるために用意される7基の「舁き山笠(かきやま)」。最終日の未明に行われる「追い山笠」では、約1tの重さの山笠が約5kmのコースを駆け抜け、迫力満点の姿が観客を魅了します。
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筥崎宮(はこざきぐう)放生会(毎年9月12日~18日)
もっと見る筥崎宮の1000年以上の歴史を持つ「万物の生命をいつくしみ、殺生を戒め、秋の実りに感謝する」祭り。春の博多どんたく、夏の博多祇園山笠と並ぶ博多三大祭りの一つです。期間中、さまざまな神事や神賑行事が行われ、約1kmの参道には数百軒の露店が立ち並び、参拝客で賑わいます。日本三大八幡で「勝負運・厄除け」の神様としても知られ、地元のプロスポーツチームも必勝祈願に訪れます。
福岡市で人気のグルメ・お土産
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博多ラーメン
旨みたっぷりの白濁した豚骨スープにストレートの細麺が特徴の「博多ラーメン」。博多地区に限らず、福岡市内でも名乗る店が増えています。麺の硬さを選んだり、麺のおかわり「替え玉」など、全国的に知れ渡るご当地ラーメンのおいしさを、ぜひ現地でお楽しみください!
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もつ鍋
福岡を代表する郷土料理「もつ鍋」。新鮮な牛もつと大量のニラ、キャベツ、ニンニクなどを、鰹や昆布などでとった出汁に醤油や塩、味噌などで味付けして煮込みます。シメにはちゃんぽん麺やご飯を入れて、残ったスープを最後の一滴までご堪能ください!
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水炊き
鶏ガラを白濁するまで煮込んだスープで、鶏肉、つみれ、キャベツ、白菜、豆腐などを食べる鍋料理。ポン酢や柚子胡椒でさっぱりと味わいます。最後はうどんやご飯と玉子を入れて雑炊に。冬だけでなく、一年を通して福岡の食卓にのぼります。
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明太子
スケトウダラの卵巣を唐辛子や調味料で漬け込んだ博多を代表する名産品。おつまみやご飯のお供として食べるほか、パスタ、オムレツなど多彩な料理にも使われます。イワシの腹に詰め込んだ「いわし明太」や、イカとあえた「いか明太」など種類も豊富です。
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博多人形
福岡県博多を代表する伝統工芸品で、約400年の歴史を持つ素焼き人形です。主に土粘土を使用して作られ、原型を作り乾燥させた後に焼成し彩色を施します。手間暇かけた工程により、一つ一つが独自の表情を持つ作品に仕上がります。
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博多織
細い経糸を多く用い、太い緯糸を強く打ち込んで織り上げられた約780年の歴史を持つ「博多織」。古くは武士の帯として重宝され、現在でも着物の帯として高い人気を誇ります。代表的な柄として、仏具の「独鈷」と「華皿」を組み合わせた「献上柄」があり、博多の象徴的な柄として広く知られています。
福岡市で楽しめる体験メニュー
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着物体験
もっと見る国指定史跡 福岡城・鴻臚館の案内処「三の丸スクエア」にある「まゆの館」では着物レンタルができ、着物姿で福岡城跡や舞鶴公園、大濠公園を散策することができます。大人から子どもまでさまざまなサイズが揃い、着付け小物や草履などもあるので、手ぶらで来店可能!6月~8月末は浴衣レンタルになります。
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中洲クルーズ、博多湾クルーズ
もっと見る活気あふれる福岡の街並みを水上から眺めるクルーズ。繁華街・博多の見どころを巡る「中洲クルーズ」は、約30分と手軽に楽しめるコース。ナイトクルーズではネオン煌めく夜景など、昼とは違った風景が魅力です。
夕方から2便運航の「博多湾クルーズ」は、博多湾・那珂川の美しい景色、夜景が楽しめる約45分の周遊クルージングコースです。 -
伝統工芸体験
もっと見る明治・大正の時代を中心に博多の暮らしと文化を広く紹介する「博多町家 ふるさと館」では、展示だけでなく、博多張子、博多独楽、博多曲物、博多人形など、博多を代表する伝統工芸の実演も日替わりで実施。工芸士に教わりながらの各種体験プログラムも開催されています。
これがおすすめ!福岡市のふるさと納税
福岡市を代表するふるさと納税返礼品をご紹介します。ぜひ返礼品選びの参考にしてください!
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努努鶏
努努鶏(ゆめゆめどり)は、福岡発祥の冷やして食べる唐揚げ!衣はサクサクパリパリの新食感で、はじめは甘口、あとからピリ辛の味付けがおつまみにもピッタリ。冷凍庫から出してすぐに食べられますが、5分~10分常温で自然解凍した頃が一番食べごろです。決して温めないでください。
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博多通りもん
「博多通りもん」は、1929年創業の明月堂人気ナンバー1の博多西洋和菓子。上質な素材を使い丹念に練り上げた、しっとりと上品な甘さの白餡をミルクの香りがするやさしい皮で包み、焼き上げました。博多名物として、福岡・博多の定番のお土産としても知られています。
福岡市のスポットマップ
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福岡市へのアクセス
世界で最も都心に近い空港ともいわれる「福岡空港」。
福岡空港駅から博多駅まで約5分、天神まで約11分とアクセスの良さは抜群。
博多駅は九州新幹線、鹿児島本線が乗り入れ、市内には地下鉄が走り、公共交通機関だけを利用しても十分に観光を楽しめます。