芦屋町観光ガイド【北九州エリア】-1

【芦屋町観光ガイド】おすすめ定番スポット・グルメ・お土産特集

福岡県北部の海沿いに位置する自然景観が豊かな町「芦屋町(あしやまち)」。
美しい海岸線や夕日を見ることができる場所や、古くからの歴史・文化を伝えるスポットが点在しています。
そんな芦屋町の観光に欠かせない定番スポットやイベント、お土産情報を紹介します。


芦屋町ってどんなところ?

町の中央部を遠賀川が流れており、川の東側には「洞山」「千畳敷」などの奇岩景勝の磯場や、町花として親しまれている「はまゆう」の自生地があり、西側には「三里松原」と白砂ビーチが広がる自然が豊かな町です。
縄文時代から人々が居住していたことがわかる「山鹿貝塚」、日本書紀などにも記載される歴史の深い「岡湊神社」や「狩尾神社」、壇ノ浦の戦いで平家方の大将軍として軍船を率いた「山鹿兵藤次秀遠(やまが ひょうとうじ ひでとお)」のゆかりの地、南北朝時代からの歴史ある国指定重要文化財の「芦屋釜」など、歴史と文化に触れることができるスポットも点在しています。
また、サイクルツーリズムも盛んで、芦屋町を通るルートが2つ設定されています。

【人口】約13,000人(2024年9月末現在)
【面積】11.58平方km


<芦屋町での楽しみ方➀>響灘(ひびきなだ)で幻想的なサンセットを満喫

「夏井ヶ浜はまゆう公園」は、美しい海岸線に沈む幻想的なサンセットを満喫できる芦屋町を代表する景観地。海側には夕日の見える展望園地や、鳴らすと幸せになれる「響愛の鐘」などカップルで訪れたいスポットもあります。「魚見公園」にも美しい夕日を眺めることができる展望所が複数あり、周辺には響灘を一望できる宿泊施設やレストランも。
また、洞山、千畳敷、狩尾岬、夏井ヶ浜へと続く「なみかけ遊歩道」は、サイクリングロードも兼ねており、夕方の散歩やサイクリングにもおすすめです。


<芦屋町での楽しみ方②>400年の時を経た「芦屋釜」復活のストーリー 

芦屋釜は、14世紀半ば頃の南北朝時代に製造が始まり、室町時代にかけて茶の湯釜の名品として確固たる地位を築きました。「真形(しんなり)」と呼ばれる端整な形に、胴部に表される優美な文様、非常に薄く重厚感のある芦屋釜の芸術性と技術力に対する評価は高く、国重要文化財の9点の茶釜のうち、8点が芦屋釜となっています。
芦屋鋳物師の絶大な庇護者だった守護大名の大内氏が滅ぼされたことをきっかけに、江戸時代初期頃に芦屋釜の製造は途絶えましたが、400年の時を経て職人を育成する復興プロジェクトがスタート。「芦屋釜の里」を拠点に、芦屋釜の復元と鋳物師の養成を行い、16年の養成期間を終えた2名の鋳物師が独立して芦屋釜製作技術の継承に取り組んでいます。


芦屋町の定番・観光スポット

  • 洞山(どうやま)

    洞山(どうやま)

    手前の堂山、沖にある洞山と2つの岩地が連なった島の総称で「洞山」と呼ばれています。この周辺は、磯遊びや釣りの絶好のロケーション!沖の洞山には、神功皇后が戦いの必勝を誓って射った矢が小島を貫通し、その穴が大きくなったという伝説が残る洞穴があり、きれいな夕日が見えるスポットとしても人気があります。

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  • 夏井ヶ浜のはまゆう自生地

    夏井ヶ浜のはまゆう自生地

    県の天然記念物に指定されているはまゆう。玄界灘を背景に約1,000本が咲き、7月中旬~8月上旬にかけて見ごろを迎えます。白い可憐な花は、日没後から甘い香りを漂わせ、茎葉のみずみずしい緑色と調和して美しい景色を作り出します。隣接する「夏井ヶ浜はまゆう公園」には響愛の鐘やハートの敷石があり、恋人の聖地に指定されています。

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  • レジャープールアクアシアン

    レジャープールアクアシアン

    「芦屋海浜公園」内にあるレジャー施設。夏はプールが利用でき、県内最長126mのウォータースライダーや全長191mの流れるプール、ちびっこ冒険プールなど、子ども向けの遊び場が充実しています。
    専用の出入り口から芦屋海水浴場へ自由に行き来できるので、海もプールも両方楽しめますよ!

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  • 芦屋釜の里

    芦屋釜の里

    室町時代に茶の湯釜の名品として名を馳せた「芦屋釜」の復興と、茶の湯文化の振興を目的に設立されました。花と緑あふれる約3,000坪の日本庭園や工房・資料館のほか、気軽にお抹茶をいただける立礼席・茶室などがあります。
    国重要文化財に指定されている芦屋釜の一つを展示する施設が、2024年11月に開館予定です。

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芦屋町のイベント・お祭り

  • あしや花火大会(7月)

    あしや花火大会(7月)

    大正時代から続く伝統のある花火大会。約5,000発の花火が遠賀川に浮かぶ台船から打ち上げられ、夜空をキャンバスに次々と大輪の花を咲かせます。大玉や水中花火、遠賀川の両岸を渡る全長250mのナイアガラの滝は必見!会場周辺には屋台も多く出店します。

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  • あしや砂像展(10月下旬~11月上旬)

    あしや砂像展(10月下旬~11月上旬)

    芦屋海岸のきめ細かい砂で造られた砂像が並ぶ「あしや砂像展」。レジャープールアクアシアン横の特設会場には、世界トップの砂像彫刻家による作品が並び、さまざまなイベントも開催されます。夜間はライトアップや花火もあり、幻想的な砂像の姿が浮かび上がります。

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芦屋町で人気のお土産

  • 芦屋イワシみりん干し

    芦屋イワシみりん干し

    中西商店のスタッフが手間暇かけた愛情たっぷりの一品。脂の乗った極上のイワシを、一匹一匹丁寧に秘伝のタレに漬けていきます。2日間漬け込んだら、イワシを乾燥させるために風通しの良い干場へ。太陽と潮風で旨みがぐっと増しておいしく仕上がります。

  • 塩ぷりん

    塩ぷりん

    あしやんぷりんの「塩ぷりん」は、「なめらか」と「かため」の2種類。塩とカラメルは、お好みで調整できるように別添えになっているので、まずはプリンをそのまま一口どうぞ!そしてカラメルをかけて一口、最後は塩を少しずつ入れながら味の変化をお楽しみください。

  • 芦屋釜饅頭

    芦屋釜饅頭

    あしや釜本舗の「芦屋釜饅頭」は食感も楽しい風味豊かなお饅頭。卵の黄身を混ぜて練り込んだ上品な白餡を、丸ボーロ風の厚い生地で包み焼き上げました。

  • 芦屋釜最中

    芦屋釜最中

    あしや釜本舗を代表する和菓子です。「芦屋釜」の形に見立てた手焼きの皮にぎっしり入っているのは、国産小豆を使用した小倉餡や風味のよい抹茶餡。防腐剤・添加物を使わずに、職人が一つ一つ手作業で作っています。

  • 赤紫蘇エッセンス塩のど飴プレミアム

    赤紫蘇エッセンス塩のど飴プレミアム

    無農薬で栽培された香り高い赤しそと、自家製の塩をブレンドした塩のど飴。国産のきび糖、水飴を使い、まるで赤紫蘇ジュースのような味わいを再現しています。

  • 芦屋赤しそ純米梅酒

    芦屋赤しそ純米梅酒

    あたか農園の「あたかの赤しそ」と、八女市で三百年の歴史を持つ酒蔵の「繁桝 純米梅酒」を使用した逸品。赤しそのきれいな色合いと爽やかな香り、優しい口当たりが特徴の純米梅酒です。

Column

芦屋町のふるさと納税-1

芦屋町のふるさと納税

初めてふるさと納税をしていただくなら、芦屋町の味覚を満喫できる『芦屋町伝統の味「あしやみりん」と芦屋町の特産品鰆(さわら)の製品詰め合わせ』がおすすめです。
そのほか、有明海産の「焼き海苔」やコシヒカリの系統となるお米「にこまる」などの特産品や、雑貨、施設利用券などもご用意しておりますので、ぜひご検討ください。

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芦屋町のスポットマップ

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芦屋町へのアクセス

■公共交通機関でのアクセス
・JR鹿児島本線「折尾駅」下車、北九州市営バス芦屋行で「芦屋町役場」まで約30分
・JR鹿児島本線「遠賀川駅」下車、芦屋タウンバス祇園崎経由で「芦屋町役場」まで約17分

■車でのアクセス(芦屋町役場まで)
・九州自動車道「鞍手IC」から約40分
・小倉駅から約35分
・博多駅から約60分
・福岡空港および北九州空港から約60分


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